time flies bro

先日ケータイにFacebookでチャットがきた。
Facebookでチャットなんて滅多にしないからどなたかや?なんて思ってたら留学中に知り合ったスリランカ人の彼だった。

調子はどうだい?俺たちは同じ寮にいたけど俺のこと覚えてるかい?
なんて覚えてるに決まってるよ!そんな同じ寮にいたとかそんなことまで持ち出さなくったって、
僕はあなたの名前見るだけですべての思い出が蘇ってくるよ!!

というのも彼が初めて留学中に自分から話しかけた人だったからね。
アメリカについて空港からバスで大学へ行き、ついた頃にはもう夜だった。
取り敢えず腹が減った。しかも近くに店的なものもなさそうだしこりゃ自分でどうにかしなきゃならなそうだ。
そして寮の前でタバコを吸っていた黒人風のいかつい兄やん。
この人に話しかけてみよう。それが彼でした。
スリランカ人らしく、見た目じゃ全然何人かわからないものよのう。
そして彼がスリランカ人の中でも、いやスリランカ人と限定しなくてもイケメン中のイケメンだったのは後で気付いたお話。
その時はまだスリランカ人を判断する力はなかったがのちに誰よりもスリランカ人好きになろうとはその時は露知らず。

彼はスリランカ人の友達をあと二人引き連れ僕をビュッフェに連れて行ってくれた。
スリランカの言葉でラサイが美味しいって意味だったのは今でも忘れない。

チャットで、お前をスリランカのバディー達の所に連れてってスリランカンフードを食べさせたっけなあ!へへへ!
なんて言われなくっても覚えてるとも!忘れるわけないじゃない!それが僕の一番のアメリカでの思い出だよ!!
家の前には雪だるまらしからぬ、ペニスだるまが造築されていて、
おい!これがなんだかわかるか?!
わかりますともアニキ!
ってな具合で下ネタはグローバルなんだと知ったのもその時。

彼とやり取したのも4年ぶりだったし、つまりそこまで友達と言っていいかはわからないし、
実際アメリカで今もやり取りしてる人なんていないし、ちゃんとした友達ができたかって言われたらできてない。
けど会った時のことを今でも覚えてくれていて、言葉にならないほどうれしいし、
自分は本当にその時がすごい思い出で、その思いを彼に伝えようと英語にするけど、冗談のようにしか聞こえない薄い英語にしかならなくて。
それが悲しいけど本当に僕はその時のことを鮮明に覚えてるしこれからも忘れない記憶になってるんです。
自分にとって思い入れのある国は日本アメリカそしてスリランカってくらい。

時が経つのは早いねなんて日本語では神様も聞き飽きたような言葉、
英語で初めて聞いたらそれはそれで悪くないね。

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