第15回

シャウト、スクリームなんてただうるさいだけで
どれも変わらないと思っているかもしれないみなさん。
全然違うんです!
例えば塩キャラメルのような、甘いとしょっぱいという一見相反してそうな物が、
一緒になってみると実はいいみたいな、一方があることによって一方が引き立つみたいな、とか
あれ?そんなに色白なのにそこは白くないんだ…みたいな、
いやでもそれも意外と悪くないかもしれない、
みたいなギャップや裏表のポジティブ方面への融合!それがスクリーモの醍醐味ですよね。
スクリームは上で言うしょっぱい部分、白くない部分、
引き立て引き立てられる不可欠な物というわけです。
そうなんです。そういうことなんです。

そして今のところ一番好きなのはもちろんUnderoathのSpencerのスクリームですが、
あ、Usedも忘れてはいけませんね、
しかしこのConfideの彼もやる!というかかなりSpencer似ですね。
彼のスクリームも脳の端から端まで染み渡る系です。
喉からしか出てない系のかさかさのとは違います。
結構ヘヴィーなメタルっぽくなっていくとそのかさかさ度が増えるような気がして苦手です。
そのつやがあるのが僕はタイプでうまいと思います。
そういうのを聴くと本当に脳に染み渡って鳥肌に至り時には涙腺をも刺激します。

Confide - I Never Saw It Coming

で、聴いた瞬間、うるさ…と思った人が何人いるかは気付かない方が幸せなのかな。