Don't degrade yourself

昨日の話の続きじゃないけど、
好きだから。っていう理由って恐ろしい。
それがいいか悪いかはわからないので置いておくこととする。

自分の正義があるとして、まあここでいう正義とはそんなたいそうなもんではないのだけれども、
むしろ信念というべきか、まあ大げさに正義ということにしておこう。

好きな人がそれに反する何かを持っていたとする。
けど大抵の場合はその子が好きだからという理由で、
その自分の正義をまげてでもそれを受け入れてしまう。
例えばこうだ。
僕は日本のハードコアは様々な理由から聴かないという正義を持っているとする。
好きな子が日本のハードコアっていいよね〜と言ったとする。
そうなると僕は帰り道にはもう日本のハードコアを聴いているのである。
といったような話である。

その自分の正義をまげることで特に人には迷惑はかからない。
しかしその正義をまげれば彼女に次会った時に、
あの曲聴いたよ〜
と、話題できる利益がある。
もちろんそれをすることによって利益もあるけど自分の正義をdegradeして
自分さえもdegradeしてしまうのではあるけども。
結局それよりも差し当たった利益を優先してしまうほどの力が好きだから、にはあるのか。
好きだからが理由で自分をdegradeしている状況はそのへんによく転がっている。

僕はそれでワンオクロックを聴いた覚えがある。
結局何の利益もなく、ただワンオクロックもそこまで悪くなかったのだけれども。
まあこの軽いネタで例えることができる簡単な話ではないのだけれども。
事態はもっと深刻だわん。