Pensées

最近何を思ったかとたんにあの、人間は考える葦である、のパスカルについて調べていたら
彼の考えにギャフンとしてしまって、ついに今日本屋に行ってきてしまった訳です。

皆さんご存知の通り僕って本全く読まないじゃないですか?ご存じないはおいといて
最後にちゃんとした本屋行ったのなんてこじはるの写真集買ったときくらいだしね。
漫画でさえピューと吹くジャガーしか読んだことないくらいだしね。本当はラブひなもあるけどね。

で今日池袋のでかい書店に行ってきて、哲学書コーナーに行って、
しばし歩き回ったんですが、Amazonであらかじめ目を付けていた本がないのないの!
大体あのちっちゃいタイプの本がないじゃないの!こんなハードなやつばっかりで!
あ、そうだ!前回レジだと思って散々並んだあげく検索マシンだったあいつを使ってみよう!
ということでそいつのお陰でこの階にはないことを知り、小さめのタイプの本がある階にたどり着き、
そこで新書と文庫という二つのタイプがあることを知り、ようやく文庫にたどり着いた訳です。

いやでも本読んでみよう!って思った時期もあったんですよ。
電車で本読んでたらかっこいいだろうな…っていう不純な動機もありでね。
まずは手始めにラノベから!って訳でハルヒを買ったけどそれも結局最後まで読んでませんね…
ってくらいの本嫌いだったのですが、
今日買ったパンセに関しては本読んで時間を忘れるとはこのことかと!
初めてそれを感じましたね。
結局やっぱりよほど興味があることじゃないと本は受けつけないようです。
まず本読むなら他の好きなことするし…
って今までなっちゃってたけど、自分の興味ある哲学書系なら
自分のためになるってわかってるから読む理由があるというか。

結果今日も最近悩んだり腹のたってたことも
なんていうか読んで解決って言うのもおかしいけどすっきりって言うのもおかしいけど
なんかすっきりした気分になっちゃいまして、心が落ち着いております。
けど落ち着いていると見せかけて結局は大体の人間がこれに当てはまっちゃうんだな
っていうちょっと絶望的なものもありますが。
この本は本当に考えることの基本っていうかなんかすべての基本のような気さえしてきちゃいます。

高校の時に倫理の勉強を人一倍したのも今のこれと繋がってるんでしょう。
あれやってなかったらフロイトデカルトもカントも全然ぴんとこない訳で
次はその辺をせめてみたいと思います。